坂東眞砂子 鬼に喰われた女―今昔千年物語
盗賊の女統領の純愛の話しが好きだった。
女から与えられる苦痛(ここがすごく・・・SMです。平安時代なのに)に、
男が耐えられるかでその人の器を愛を量り、男が見事それに応えてみせるお話。
ガチの長編書く人というイメージだったのですが、これは短編集でした。
読み難そうだなぁという先入観で食わず嫌いしていた作家さんだったのですが、
思ってたより読みやすかったので長編に手を出すというのもありかなと思った。