009 RE:CYBORG


その昔、父の本棚から引っ張り出したSFを読んでこんな気持ちになったことがあったなぁ。
あと何となく、「超少女明日香」のサルの頭の話を思い出しました。


「彼」の正体がわかるまではものすごいグイグイ来たんですけどねー・・・
ジョーさんの場合女子高生なだけでなく彼女になってしまう、という点を、
ちょっと追求したい気持ちはある・・・日本人だからなの!?
それなのにフランスワーズとはラブラブって矛盾してると思うの。


攻殻機動隊」と「東のエデン」から喚起される期待通りの作品です。オチ以外。
この辺の置いてけぼり感じは、当初押井さんが監督の企画だったって聞くと超納得。
そういう感じのマーブル感というか、混ざり切ってない感じがありました。
言わんとしてることはモヤっと分かるんですが、かなりトンデモな内容なんで。
SFだからしょうがないな・・・と私は結構あっさり諦められました。
余りにも壮大な話をしようとして、
結果「ハァ?」ってなことになってしまうのが案外嫌いじゃないんだ。


ピュンマさんが即退場だったのは、キャラデザに問題があるからですか?


とりあえず、映像的なものだけでも相当満足できると思います。
3Dは何本か見ましたけど、今まで見た中で一番良かったです。
立体的なだけじゃなくて、水とか鏡とか平面の表現も素晴らしかった。