ミュージカルテニスの王子様 青学VS立海 マチネ・ソワレ@TOKYO DOME CITY HALL


続く限りは通い続けるのか、それともいつか踏ん切りがつくのか。
期待するのが怖くて、何も考えないようにしてました。
とにかくチケットが2枚あるので行きますよね。
と無の状態で赴いたら、ひっさびさ燃えたよ!
ラリーは短いし早回し感は否定しようがないですが、
押さえなきゃいけないところはきっちり押さえてくれた感じです。


6代目は本当に本当に素晴らしい。
ここまでのレベルに到達した青学って初めてでしょう!
歌声の力強さもハモりの危なげのなさも、なんかもう夢のようです。
ダンスもハイレベルなのに加えて揃ってる(!)し、
更にその上きちんと各自のキャラクターなんですもん。
「いままでもこれからも無敵だ」感に満ち満ちている。
金曜初日だと思うと、いい意味で眩暈しますね!


そんな6代目に夢中になれなくて、残念だったなとしみじみ。
ミュを追っかけている人には、その人の基準になる代がある気がしてて。
私にとってそれは5代目に他ならないので、
次の6代目に即ハマるってのは難しかったんですけど、
誰のせいでもないそのタイミングが今は恨めしい。
好きになったら絶対幸せにしてくれそうなんだもん!


立海は台詞はいい感じなんだけど、ダンスが・・・な印象。
ペテン師とか当然ダンスの見せ場だと思っちゃってるからさ!
青学のダンスがハイクオリティすぎるのもあるかな。
キャスト間にまだ距離感があって、
立ち位置にちょっと隙間がある感じがするのも一因かも。
ベンチワークはこれからだと思いますが、
柳先輩と赤也はもっと仲良く!! してください!!!
歌はたまにヤバいなってところありつつも、
若干一名以外まーこんなもんかなって感じです。
・・・赤也がんばれ、赤也!!!
その必死感が歌にあってると言えなくもないんだけど。


で、私の柳先輩ですが・・・動きが面白いんですよね・・・
身体が固いせいなのか動作が小さく、かつ留めができない感じ。
腕とか結構長いんで見栄えしそうなもんなんですけど、
ダンス中には腕の長さに気付かなかったしなぁ。
試合中の構えの姿勢での前かがみの移動は、
1回見ただけで思わずモノマネしてしまったレベル。
スタイリッシュになった風林火山の導入後(歌わせてもらえた! わーいわーい!!)、
群舞に合流するときに赤也が投げてくれたラケット取り落としてたりしたので(@昼公演)、
運動神経が不自由な子なのだろうか・・・と心配になりました。
台詞回しと歌についてはあまり不安感ないです。
三強で並ぶと背がもうちょっと欲しいとこだけど、こけしみたいで可愛いし、
アンコールでぼっちになってるところもときめいた。
まあ柳先輩なので応援する以外の選択肢ないのだ。今後の成長に期待。


キャラクターの相関という意味で好感触だったのは、D2かな。
この2人の関係はわかりやすいし、立ち上がり良好だと思う。
不二戦で赤也を応援するジャッカル先輩がいい人過ぎてだな・・・
「ここを粘り切るんだ!」って言うのを聞くといつもブワってなる。
仁王な柳生の「残念無念また来週」の言い方に思わずときめく。
そもそも個体識別できていないからか、柳生が仁王のほうがしっりきてしまった。
真田は歌に不安感なかったので元々そういう声なのかと思っちゃったんですが、
やっぱ声嗄れてたんですね〜・・・新しい風林火山は声嗄れそうな感じします。
頑固一徹昭和のお父さんって感じで私好きです。
これからキャラ崩壊していくのかもしれませんが、
変に面白くしなくてもいいんですよ・・・!と祈る気持ちになる。
幸村は暗黒面の気配が全くしませんな。
負けても許してくれそう。えらい可憐な幸村である。
だから真田がカッコよく見えるのかもしれない。


不二先輩の迷子の歌の切れ目切れ目が吐息になってるのは、
なぜなんですか・・・みつやせんせい!?
関東立海の手塚は空気とか言われていたものですが、
和田君だとむしろ九州にいることを忘れそうな存在感だし、
6代目ゴールデンはサラっと対等で自然に仲良しで
小関丸の「笑顔は武器になる」は男前で不敵だし、
みんな違ってみんないい、だよなぁとしみじみ。
小関丸の写真はコスプレしてないほうが可愛いので、
いつもそれがほんのちょっと切ないですが。


佐伯が突然危険なゲームを歌うのでとても驚いた(作文)。
青学も六角も制服同じなので俄かに誰かわからず、
だれあれ? ・・・・・・・・・佐伯か!みたいな。
危険なゲーム以外にも佐伯押しの圧力をもやっと感じたのですが、
これは比嘉に向けてってことなのかなー?


3時間は見てる方も過酷です・・・
早めに行って万全の態勢で見始めるべきかと思います。
休憩は2回ありますが、10分です。
トイレは出遅れたらアウト。おやつ食べる時間もありゃしない。
ひもじい!と叫びつつ、会場を後にしたのであった。


ハイタッチなしは、この公演内容だとむべなるかなという感じがしました。
可及的速やかにやめたかったんだろうなと思いますし・・・けど。
ハイタッチというか握手というか〜・・・な接触を見かけたりしたので、
このまますんなりお触り禁止に戻れるのかな〜とちょっと興味津津。