仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦


今まで見た特撮映画の中で一番ダメでした。
余りのことに笑いが込み上げてきて、逆に面白かったけれども!


全戦隊と全ライダーが一斉に駆けてくるシーンで、
なんかもう根本的にダメだとと思った(笑)。
戦隊はライダーの3倍以上の時間がかかり、
10倍くらいごちゃごちゃしている(私は戦隊派です)。
ライダーがメイン1人+αなのに対して、戦隊は基本5人+αなんだよ?
バランス取れるわけないだって!!
ライダー対戦隊が1対5ではシャレにならないので、
とりあえず1対1にするとなるとレッド一人いればいいよねっていう。


話を動かす破目になったゴーカイの貧乏くじたるやすさまじいのですが、
ライダーと対決させるのはレッド1人って考えるとわからんでもないです。
あの5人だったら何があってもマーベラスを信じると思うし、
信じた上で出来ることをきちんとやると思うんでねー・・・
笑うしかないという展開の中、ここだけは心底やりきれなかった。
ディケイドはこういうもんだと思ってます(笑)!


開始早々の見せ場に加えて、
最後に突然躍り出てきてロボ戦の美味しいところ持っていくという、
フォーゼ&ゴーバスの現役組押しはわかりやすくて大変よろしい。
馬場ちゃんとまーさんは手塚と跡部だったんだよね!
と思うと勝手にじわじわ来るものたありました。
まーさんのあのサザエさんみたいな髪型にOK出した人誰なの。


ゴーカイレッドとディケイドのガチンコ対決は見ごたえありました。
ジャッカー対ブレイドとか、バトルフィーバー対響鬼さんとか、なるほどねー!だったし。
乱戦になっちゃってからは同期のライダーと戦隊組ませたり、
オーズの各フォームがレンジャーキーになったり、
ゴセイのカードをディケイドが使ったりとか、
ウラさんがゲキイエローナンパしてたりで、
戦闘シーン自体は結構楽しかったので、
後はどうやって理屈をつけるかだなーと思いました。
オールライダーとかも最終的には慣れたし・・・
またやる気なら頑張ってください。


ジョーさんは女房に逃げられた甲斐性なしで、ディエンドさんはヤンデレでした。
ハカセが戦隊構成員としてノーカン、かつ女子扱いで笑うしかなかった。
最終回後にオーズに変身できることにかなりの抵抗感があって。
テーマ的にはすごく興味があって期待してたのに、
構成が残念でがっかりしちゃったオーズでしたが、
思ってるより綺麗に終わってたということなのかなと不思議な気持ちになりました。