90ミニッツ@りゅーとぴあ


大雪でしたヨネー・・・チケの手配をした時に、
天候が心配だなぁと思ったものでしたがこれほどとは。
在来線は終日全面運休。
午前中は自宅の除雪と雪下ろしをして、
早めに出かけて駅の駐車場を除雪して高速バスで出発。
過酷・・・! 17時と早めの開演で、ありがたかった。
もにゃもにゃの証人みたいな題材なんですが、
輸血を拒むのは土地のしきたりのようなもので宗教ではない、と。
「宗教ではなくしきたりのようなもの」とは言うものの、
破ってしまえばもうその土地では暮らしていけない程度には強く、
しきたりと同様に死後の世界観までも共有されているようなので、
宗教以外のナニモノでもないのですが、でもしきたりなのだ!


輸血を拒む理由を理詰めで打ち砕こうとするやり取りは軽快だったし、
どうしても医師サイドなんで応援する感じで前のめりにはなった。
なったんだけど。
刻一刻と子どもの容体は悪化していくってのに、
そんなやり取りを純粋に面白がるのって難しい。
同意書にサインをしろ!と医師が攻める立場だったはずなのに、
息子の手術をしても構わないと譲歩しているのに、
同意書なしで手術ができないなんて医者の欺瞞だ!
同意書なしで手術をしろ!と攻守が入れ代るのは、
言葉遊びとしてはむしろ好きな展開だし、
そこから派生しての輸血の危険性なんかも興味深かった。
字面だけ追うんだったら文句なしに面白かったんですが、
息子の命が失われようって時に実の父親が言うことかと思うと、
なんだか・・・本当にいやな気持になりましたよねー・・・
サフラン・ゼロ・ビート@高河ゆんの「助かる命を放っておくのか!」
ってセリフを頭の中で何度も思い出した。原体験ってやつでしょうか。


やりとりとしてはとても面白かったので、
子どもの死などというシャレにならない事態を絡めないで、
軽くサラっとやって欲しかったなぁと思いました。
最後の結論もさー・・・私だってそれなりに年とってるから、
生活捨てられないってのは痛いほどわかりますが、
最後の最後で折れる人は逆であって欲しかったよ!!!


お土産に発売前の「味しらべ 塩キャラメル味」を頂きました。わいわい。