マルドゥック・スクランブル 燃焼


原作に入れ揚げて映画を見に行くという愚行を犯しても、
原作を読み返そうと思いながら静かに劇場を後にすることができるなんて、
これは大変な幸福だよなぁとしみじみ思います。
データの海を泳ぐバロットの絵は期待通りだったし、
説明すっ飛ばしてルーレットを、カードを即「見れる」のは、
映像化の意味ここにあり!って感じでした。
個人的にはトゥイードルディとトゥイードルディムの声質が同系統だったのが残念。
トゥイードルディムはベタなイケメン声でいいと思うんだ!


圧縮の時はバロットの声が林原さんってのが納得できなかったんですよね。
乱暴ですけど、バロットって綾波の系譜じゃないですか?
そのバロットの声を林原さんって安易に過ぎませんか? とモニョる心が。
私がエヴァの女性キャラだと綾波に格別な思い入れがあるせいもあるかも。
でも、今回の燃焼で自分的にこれでいいんだなーと思えたというか。
ウフコックに泣きながら手を伸ばすバロットに、一人で勝手に納得いったっていうか。
ともあれ次で最後。楽しみです。
お願いだから続きを書いてね、うぶかたさん。と星に願いを。