冲方丁 テスタメントシュピーゲル 1
今回は読むのしんどかったー。
「3人で1頭の獣」だったケルベロス遊撃小隊が、今回はそれぞれ完全なる単独行動。
それぞれがたった1人で、過去と向き合い戦うことになって、読んでいて本当につらかった。
涼月の受験の動機のまっとうさはさすが小隊長!という感じです。
その正しい決断がチームの解散を予感させて寂しくなるけれど。
吹雪のことがあんまり好きじゃなかったのですが、この巻で見方が変ったかな。
夕霧の未来への決断が心配で、夕霧押しの私は居ても立ってもいられません!
白露さんと一瞬でもいいから心が通じ合って欲しい。
特に今回は陽炎が頑張って、今までの事件が一気に繋がって紐解ける感じです。
が。いろいろ忘れてます(汗)。読み返さないとなー。
この話の裏表になるであろう、スプライト側がすごい気になる!
しかし、私はオイレン派。
最後に「3人で1頭の獣」であるところを見せてもらえるのを楽しみにしています。