■

ゲキ×シネ　新感線RX『薔薇とサムライ〜GoemonRock OverDrive』


１作目がイマイチだったので、見送ってしまった作品でした。
それでも一応ファンクラブ先行は出したけど、
あえて土日にして運を天に任せるほぼハズレを確信した博打だったし。
案の定外れて、ゲキシネは見に行こうかなとぼんやり思っていたのでした。


１作目の純粋な続編でないことは承知していますが、
あるんですね・・・２作目が別物みたいに面白いってことが（敗北感）。
新感線に通い始めたころの純粋なワクワク感を久しぶりに思い出した。
・・・嘘みたいに面白かったよ！


主役は天海さんなのでアップ抜かれる事も多かったんですけど、
ウカツな顔をしていたことが一度もないばかりか、
常に輝いてるの・・・常に主役のオーラに満ち満ちているのよ。
ちょっともう元宝塚ってことを忘れかけていたんだけど
（これは卒業後成功していることと同義だと思う）、
宝塚のトップってマジマジ半端ないですね。
卒業後の活躍見ただけでも、天海祐希はトップオブトップですもんねぇ。
そうそう舞台に出る人でもないし、天海さんを見逃したのは大失敗と言わざるをえないやー。


見得を切るのは古田さんと天海さんのみ。
これは前回を踏襲して、全員にやらせてあげてもよかったんじゃないかな。
じゅんさんと浦井君の見得は是非とも見たかった！


そして、浦井君が想像してたよりカッコよくなかった（汗）。
余り体格に恵まれた人ではないのですね。
エリザベートによる無駄様とセットなイメージで、
無駄様くらいの見栄えなのかなと勝手に思っていたのです。
歌はすごいよ・・・爆撃機みたいだったよ・・・
山本太郎もカッコよかったんだけど、
女性陣に比べるとどうしても男性陣に華がなかったので、
舞台映えするイケメンをとにかく１人突っ込んで欲しかった気もした。
ビジュアルのバランス的に。


聖子さんとじゅんさんと粟根さんの新感線の屋台骨も当然文句なしで、
とくに聖子さんの悪役ぶりが素晴らしかったなーぁ！


古田さんの五右衛門はハマり役だし、
またやったらいいじゃないと素直に思う。
次があったら見送ったりはしませんよ？