2010-03-12 ■ 読了 あさのあつこ 木練柿 全く危なげのない面白さ。 薄氷を踏むようにして日常を生きる清之介の姿はしんと心に響きます。 皮肉な目でそれを眺め痛烈な皮肉をぶつけながらも、 清之介と関わることをやめられない信次郎の切れすぎる頭が可哀相になったり。 馴れ合い皆無でお互いを認め合っている2人っていいよネ! 清之介の過去を蒸し返すと収集つかなくなりそうなので、 続編が出るにしてもそこはスルーでいってもらいたいなぁ。