津村記久子 アレグリアとは仕事はできない
ぐいぐい引っ張られるような起伏のある物語じゃないのに、
読むのをやめられないくらいの引力があるよ!
表題作もよかったけど、地下鉄の抒情詩がものすごく秀逸だった。
満員電車に乗ってるとき私もまさにこういうこと考えてます。
読んでるだけであの無心で苦痛に耐える苦行を思い出した。