三浦しをん 白いへび眠る島
なんかちょっと・・・中途半端。
青春小説として読むには伝奇的内容が勝ちすぎてるし、
伝奇小説として読むには全く物足りないです。
謎解きと薀蓄を期待してしまったので、ちょっとがっかり。
小野不由美の「黒祠の島」に若干似てるかなー。
黒祠の島」よりは遥かにラノベ寄りですけど。
だからってラノベとして読むには、絶対的にけれん味不足。
なんでこんな伝奇要素盛り込む必要あったの・・・?
少年たちの終わり行く夏ってだけでよかったのに。
いやでも嫌いじゃないんですけど!
なんか中途半端で、もにゃもにゃした。
真の萌えは悟史と光市ではなくて、荒太と犬丸ですよね。
わかります。わかります。