遥かなる時空の中で


時空移動に至るためのバッドエンディングを経由しないとなんだろうなーってことで一周目。
天海はあからさまにあやしいんだけど、この状況じゃ言うとおりにしちゃうわな。天海の声がステキすぎて、なんでも言うこと聞きたくなって困る。天海に疑惑を持つような選択肢を選ぶと心が痛むしな・・・あからさまにあやしいのに!
可愛いだけのマスコットキャラかと思っていた下野キャラの豹変ぶりに心の中で「イエス!」と叫んで拳を握り締める。私、これなら大団円エンディング頑張れるかも・・・!!
攘夷だ倒幕だ尊王だとやたら主張の激しい時代なので、八葉揃えるの無理な気がする感がハンパない。みんな自分のことで精一杯って感じだし。主人公を取り巻く政治的な圧力やシビアな状況が割かし一貫していて、ストーリーの都合で弱まったり強まったりしないのは4に比べて格段に改善されたと思います。
時空移動に回数と時間の制限があるという点は、案の定シビアじゃないです。新しい章に入るとシステム側で時空移動可能な回数を勝手に増やしたりしてくるし、制限が原因でゲームオーバーってのはわざとやらない限りないんじゃないかな。
中の人的にもキャラ的にも白虎狙いだったんですが、福地が予想外のナイスキャラすぎて彼は最後に残すことにしました。あからさまに正規ルートの青龍とお気にの白虎を残しつつ、フルコンプを目指したい。途中で飽きなければ。

  • チナミ

最初はビタイチ食指の動かないアーネストと心に決めていたのですが、気づいたらルートに入ってました。呆然。特にこれといった選択肢もなかったので、記憶喪失くらいまでは共通シナリオだと思い込んでたよ。日光に行くと言い出してようやくおかしいと気づいた(おっそ!)。9章までの心の欠片を逃さず回収していて、沖田とチナミの二択でチナミを選んだのが決定打だった。ような気がしている。兄ちゃんのことがあるからなーとなんとなくチナミを選び、脱落されたら困る!と追っかけまわしていたらルートに入ってた感じ。照れてる立ち絵が三編み握り締めてて、大変萌である。朱雀の相方と都に告白をことごとく邪魔されるのも、萌である。告白はストレートで、天の朱雀はこうじゃなくっちゃね!なエンディングでした。こーれーはー好きな人はたまんないだろうなー。1〜5通して、天の朱雀が一番キャラクターに一貫性がある気がしますね。スチルが全部埋まったので、チナミサイドに残るエンディングはないみたい。不満があるとすれば、命削って時空移動って設定が終わってしまえばなかったことになっている点です。将来的に主人公が先立ってしまってもみたいなモノローグをちょろっと挟んでくれるだけでも違うんじゃないのかなーと思うんだけど。これ・・・他キャラもみんなそうだったらどうしよう・・・と思いながら1人目攻略。

  • アーネスト

チナミルートに入った心当たりが、沖田とチナミの二択しか思い当たらなかったので9章まで戻って沖田をチョイス。どうにかこうにかチナミも脱落せず、沖田もちょっとばかり人間味を取り戻してきたところで、アーネストルートと沖田ルートが出現。初志貫徹でアーネストルートに入る。貴種属性から徐々に脱線して、死人返りだったり土蜘蛛だったりしたことを考えると、ただ異人なだけだなんて天の玄武は飛び道具枠ではなくなったのだろうか。歴代が生まれたての小鹿のような感じだったので、ニコニコしながら英語で悪態をつく性格の悪さがとても新鮮でございました。余裕あるし常識あるし仕事できるし、リアルに付き合うなら絶対この人だろう。あまりのできる男ぶりに、普通に一番年上かと思ってたら予想外に若かった・・・アーネストより年上の八葉には頑張っていただきたい・・・ 英語と日本語じゃ声の響きが全然違って面白かったです。おかしなタイミングで恥らう主人公につられて2人で赤面ってのがとっても気に入ってます。この人も普通に現代にやってきたので、今回現代エンディングしかないのかなー? 高杉とかどう考えても現代に来てくれそうにないんだけど。たまたま現代エンディングの八葉を引いちゃってるだけなのだろうか。時空移動はちょっと体調悪くなるくらいで、生命の危機ではないと2人目にして理解。

  • 沖田

ルートも出現したことだし、とっておくつもりもなかったのでアーネスト後そのまま突入。いやー・・・沖田総司ってキャラクター化するにあたって無限の可能性を秘めてますよねー・・・薄桜鬼の沖田も沖田として「アリ」だし、遥かの沖田も遥かの沖田で「アリ」なんだもんな。局長と副長はどこの局長と副長でもふり幅こそあれ一貫性が見られるので、余計に沖田の変幻自在ぶりに感じ入ってしまった次第。あ、考えてみると地の朱雀のキャラも八葉の中では一番変遷が激しいですね。ショタから東宮へ、そして腹黒軍師になったと思ったら天の朱雀のお株を奪うツンデレ幼馴染になり、今度は感情欠落気味の天才剣士・・・って頑張りすぎだろう地の朱雀。前半「自分の頭で考えろ!」と年下組にしきりに怒られてるのが微笑ましかったな。あと本人無自覚でガンガン好意を現してくるのに結構ときめいた。んだけどねー・・・最終的になんか中途半端だった・・・ 命令命令言ってた沖田が近藤と土方を振り切って主人公のところに来てくれる。と、ここが最高潮!! ここまでは良かったんだけど。沖田は最終的に新撰組に戻るんですよ。ここは大変評価できる。何もかも捨てて付いてこられても困る・・・私は向こうに残るエンディングのほうが好きなの! こっちの史実と同じで一人死を待ちながら主人公を思い出す。離れ離れの2人! なんという悲恋!!と思いきや、なんか結局現代エンディング? なんでなんで???という・・・終わり方に・・・ 無理やりハッピーエンドにしなくてもいいけどなぁ。感情欠落気味の子が1人にだけ執着するってのが大好物なので、沖田ルートはなんかちょっと惜しい感じでした。


ここで攻略順を迷って小松寄りの選択をしつつ通常ルートを進めてみた。ようやく気になってた四神の話が出て、四凶を倒せばって話に。喜び勇んで、白虎!白虎!!と西の四凶を倒してみたら、天地の相性が足りねぇぇぇ・・・!! 属性が同じ天地ってどっちか居ればいいから同時に戦列にいるということが皆無だわよ(汗)。あー・・・じゃあ朱雀なら大丈夫じゃね?と思って試してみたらこっちは無問題でした。わー予定外。天地揃って攻略済なのももしかしたら関係あるのか??? イベント回収してたら、小松と都のルート出現。小松さん自ら死亡フラグたてまくってるんですが、大丈夫なんですか? とりあえずルートだけ全部だしてそれから考えようかなってことで、通常ルートを突き進むことにする。四神を睨んで、天地揃えて戦列組まないと。
3人目まで攻略しても崇暗黒化の事情が全くわからなくて猛烈に気になる。