D-BOYS STAGE 2010 trial-3「アメリカ」@りゅーとぴあ


驚いたことに地元に来てくれるというのでお布施してみました。
それなりの劇団がやっても見るのしんどそうな舞台をDボがやろうってんだから、
それはそれは絶望的な想像をしておりまして。
期待値マイナスでハードル下げるだけ下げる悲壮な覚悟で望んだので、
結果として思ってたより悪くなかったという感触です。妹さんは怒ってましたが。
ちょいちょいストレートプレイは見ているので、
こういうつまらなさ・・・といったら語弊があるんですが、
この手の演劇を見る際には観客にある種の忍耐が要求されるってことを、
ある程度学習済みだったってのも大きいかもです(笑)。
そういう意味でも時間的にも許容の範囲内でした。私は嫌いじゃないです。
ちょっと今自分がダークサイド寄りなこともあって、うっかり共感しちゃったのもあり。
ともあれ、あれ以上長かったらどうだったかわからない。
終わる気配がした時の開放感ときたらものすごかったし。


物語後半に至るまでじーかーさんを外部から召喚されたどっかの劇団員だと思ってました(恥)!
体つきとか顔立ちでDの子は判別できるんですけど、じーかーさんはわかんなかっ(以下略)。
まあそのくらいじーかーさんは舞台上の世界に馴染んでいたということなんでございます。
ずっきーとか荒木さんとかトモの兄貴とか点呼の勢いで存在確認してたんですけど、
途中で我に返って、あれ? じーかーさんは???って確認したら、
疑問の余地なしにどっかの劇団員判定していた人だったっていう。ね。


ちょいちょいこの劇場には足を運んでいるんですが、
今回はいささか薄まっているもののミュを見に行った時の雰囲気に近かったです。
何を目的にしているのかわからないハロウィンコスの団体が居たのには度肝を抜かれたぜ。
遅れてくる人もかなり多かったし。マナーモードで携帯鳴りまくってたし。
基本キャスト目当てで、みんな内容に関してはそんなに期待してないんだなって感じがしました。
で、キャストが好きなだけでスタンディングオベーションしちゃうわけだ。モニョる。
じーかーさんはそれをちゃんとわかってる感じだったのには安心しましたが。


演劇集団とか言いながらもユニット作ってCDリリースなんてわけのわからんことしてるわけで、
この際だから思い切って舞台もちょっとエンターテイメント寄りに振ったらいいのになぁ。
Dボ舞台の感想で頻繁に目にする意見なんですが、私もやっぱりそう思いました。
ミュからもろもろイケメン舞台を経由していきなりこれは厳しすぎると言わざるをえない。
キャスト目当ての女の子を演劇的な意味で啓蒙しようっていう壮大な計画だったりするのかもしれませんが、
こういう内容は普通の舞台をそれなりに見てる人じゃないとハードルが高すぎる気がしました。
ブラックパールはアミュっ子はちょっとまだ手に余る感じだな〜と思ったんですが、
客演入れてDボでやるにはちょうどいいんじゃないかな?
どうしてもストレートプレイっていうなら、そっち方面を模索するべきだよ!
トークショーが1番楽しかったっていかがなものだろうと思うの。
もうちょっと気楽に楽しめる演目を見せて欲しいなぁと思いました。


山田君が漢字読めなくて馬鹿で可愛かった。
「チカコさん」の「カ」が夏の字だったみたいなんですが、
「チナツコさん」とか言ってたからね!
他にもすべからく名前の漢字読めてなかった(笑)。