劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-


・・・え? エエエエエ!? っていうのが率直な感想です。
結論がよくわかりません・・・って感じだったのですが、
とにかくメッセージ性が強い作品で、
そのメッセージは十二分に伝わってきていたので、
言いたいことはなんとなくわかったので怒ることができないというか、
その結論にぽかーんとすることしかできませんでした。
ままあこれはこれでいいんじゃないのかな???


映画だけあってモビルスーツ戦も見ごたえ十分ですし、かなり楽しめました。
個人的にティエリア押しなので、予想外の活躍にとてもときめいた。


で、その後更に色々考えてみたんですけど・・・
結論から言いますと、刹那大変だな偉いなってことです。
イノベーターの因子を持った人は沢山いるらしいんですけど、
自覚的に覚醒しているのは刹那だけってことなのかなー?
最終的に全人類が刹那にぶら下がっちゃってる状態。
リアルロボット系の主人公の8割が、俺だけに責任押し付けないでくださいよ!と飛び出して行くね。間違いない(とりあえず、カミーユとシンジで想像してみました)。
でもあの子基本的に寡黙なんで、内面吐露するモノローグもほっとんどないんですわ。トラウマ映像館みたいなのはあったんですけど。
驚異的な我慢強さですよね。
ノット軍人でテロリスト寄りプロの傭兵パイロットという点では、GWのヒイロとかに似てると思うんですけど、刹那に比べたらヒイロなんてまだまだだね・・・
結構自暴自棄になったり(やたら自爆しようとしてたり)、弱音吐いたりしてたもんなー。


平和は力で勝ち取るものではなく、1人1人自分で考えて実現するものだ。
というのがダブルオーのテーマなのかな〜と思っていたのですが、
もしそうだとするならスーパーマン刹那に全てを任せるのではなくて、
イノベーターの因子を持った人々の力を刹那が繋いで・・・みたいな、
元気玉的な解決を採用すべきだったんじゃないのかなーなんて思いました。
いやだって・・・刹那(とお供のティエリア)以外蚊帳の外すぎるでしょ。