AGAPE store 2009 第13回公演 テーブルマナー〜週末の食卓は修羅場@りゅーとぴあ
柳も出てるし見に行ってみるか。くらいのゆるい理由で観劇が決定。
とにかく長すぎた。
大楽だったのですが、楽の挨拶も長かった(笑)!
スリムダウンして3分の2くらいのボリュームにしたら、
飽きずに楽しめたかなぁと思います。
途中、「えー・・・と、それでどうしたいん?」と思って気が遠くなりました。
で最後やっとオチが見えたー!と思ったら、
そのオチにたどり着くのにも相当な時間がかかって、
スパっと行けよ!と思ってまどろっこしかった。
膨大な量の台詞を喋りまくる台詞劇で、
ところどころでは面白いし笑えるんですが、
起承転結っていうか話の筋が台詞に埋もれてしまった感じで。
たまに場面転換するとは言っても、
殆ど2人で会話しているという状態で舞台をもたせることのできる、
キャストの方たちの力たるやすさまじいなと思いました。
特にびっくりしたのが、大和田美帆ちゃん。
ぜんっぜん見劣りしないんだもん。
松尾貴史さんの役がキーパーソンなんですが、
単純に見栄えのする俳優さんを持ってきたほうが、
わかりやすくてよかったんじゃないかなーと思いました。
松尾さん面白いんだけど、
性的なアピールはあんまりないというか・・・見た目は普通のおじさんなんで。
そんな人でも裏じゃこんなことになってんだよってのが狙いなのかもしれないんですが。
色男じゃないと説得力ないんですよねぇ。そこが一番この舞台で疑問だったかなぁ。
絶対あんなおっさんによろめいたりしないもん・・・
結局何も変わらないまま、
不穏な可能性が増えただけの状態で日常に戻るラストは良かったです。